浜松開誠館高等学校 × ニイガタ株式会社
コラボレーション・レポート
「なぜ?」の探究心を灯す 未来への理科教育
記事内の表現や解釈は、取材内容をもとに当社が文章等を調整しているため、一部の説明が簡略化されている場合があります。
詳細な情報や最新の状況については、当社までお問い合わせください。
インタビュイーのご紹介
浜松開誠館高等学校 理科教諭
藤原様
INTERVIEW
≪藤原様へのインタビューは、こちらのPDFをご覧ください≫
なぜ、ニイガタだったのか?
コラボレーションのきっかけは、一通のお問い合わせ
「はじめまして。
私は現在、静岡県内の浜松開誠館高等学校で理科を担当しております。」
そんなお問い合わせをくださったのは、浜松開誠館中学校・高等学校 理科教諭 藤原様。
ニイガタのYouTube動画に掲載されている
”水とほぼ同じ屈折率を持つ樹脂材料”に興味を持ったという内容でした。
浜松開誠館の高校化学がご担当という藤原様ですが
当時は、小学生4~6年生対象のオープンキャンパス開催に向けて
光の屈折に関する授業を行う準備を進めていらっしゃいました。
光の屈折は、現象としてはとても身近なものですが、
「なぜそうなるのか?」「屈折率とは何か?」を学習するためには
おおまかに、中学一年生までの理科知識が必要とされています。
では、今回のオープンキャンパス参加者である小学4~6年生の皆さんと光の屈折を学ぶには、
どのような取り組み方がよりよいのでしょうか。
-子どもたちに楽しい理科体験を届けたい。
-中学範囲の学習内容だからこそ、「理科って面白い」と感じられる授業をしたい。
-“見たことがないもの”に出会う機会を創出したい。
当時の藤原様は、いくつかアイディアを思いついてはいたものの、
「もっと何か、”見たことがないもの”を、見せることはできないだろうか」との気持ちで
情報の収集をおこなっていらっしゃいました。
そんなとき、YouTubeに投稿されたある実験動画を見て
「これだ!」と感じられたそうです。
その実験動画は、2種類の透明樹脂を水中に沈ませるものでした。
2種類とも何の変哲もない透明樹脂ですが、
格子柄の背景を用意し、水中に沈ませると違いが分かります。
秘密は、2種類の樹脂の屈折率にありました。
-水中で消える素材なんて、きっと誰も見たことがない。
-この実験を子どもたちの前で披露したい。
-きっと、わくわくしてくれるのではないか。
藤原様が確認したところ、
その実験動画は当社(ニイガタ株式会社)が配信したものでした。
とにかく、連絡を取ってみよう。
藤原様は、当時そのような想いでご連絡をくださいました。
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そして、約1か月の準備期間を経て迎えた、オープンキャンパス当日。
子どもたちの、やや緊張がにじんだ視線を一身に受けて
藤原様は次々に、温めていたアイディアを披露していらっしゃいました。
そしていざ、2種類の透明樹脂が水に沈んだとき───子どもたちは、わっと声を上げて身を乗り出したのです。
「消えた!」
「すごい!」
「なんで?」
興奮冷めやらぬなか、授業は進みます。
-なぜ? どうして? もっと知りたい。
-この授業から、きっと何かが分かるのではないか。
私から見た子供たちの表情は授業開始前よりもずっと輝いていました。
【謝辞】ニイガタ 広報チームより
「この水中で消える透明樹脂で、どんなことができるかな?」
なぜ今、その現象が起こっているのか。
その答えから一歩踏み込んだ、「まだこの世に存在しない」未来への想像を促す問いかけと
次々と手を挙げてアイディアを口にする子どもたちの姿に、
10年後、20年後、100年後の研究開発を育む、確かな勢いを感じさせていただきました。
取材のご協力をいただき、誠にありがとうございました。
【ニイガタコラム】光の屈折
光の屈折とは、異なる物質の境界面で光が曲がる現象のことです。
ビーカーに水を入れ、棒状の物をさしてみると、水の中で折れて見えます。
マドラーで試してみましょう。
| ビーカーにマドラーを入れると、折れて見えます | 上から覗いても、同様に折れて見えます |
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これらの現象は、
異なる屈折率の物質同士では、その境界で光の屈折が発生するために起こります。
水の屈折率は約1.33です。
対して、空気の屈折率は、約1.0003です。
いずれも条件(温度や湿度、気圧等)によって異なる場合はありますが
通常、水と空気の屈折率が異なることは確実です。
このように、光の屈折は
目で見るのみでなく、屈折率の違いからも確認することができます。
“まだこの世に存在しないものをご提案する”
ニイガタは、研究開発者の皆さまに伴走する企業です。
研究開発で迷ったとき。
行き詰まったとき。
もっと速く動きたいとき。
もっと深く探求したいとき。
研究開発でお困りのことがございましたら、
ぜひ、お問い合わせフォームまでお寄せください。
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「本当にやりたい研究に集中できる環境」を
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